みどりのゆめ

ああ、はんなり京都。

2013年12月

第10回京都検定 解答探訪

タイトル通り!

私(一人称不安定)は普段から三条~出町柳で動いております。
その寄り道になるくらいのエリアで、今回探訪していきたいと思います。

級数は関係なくいっきますよー
京都検定散策001
ここからスタート、という体にします。 御池と寺町交差点。
まずはこのまま寺町(南方向)にイン
京都検定散策002
 京都検定散策003
3級 問16 明智光秀の急襲で織田信長が最期を遂げた寺院
→ 本能寺  (看板中央辺りをご覧ください)

次は、この寺町通り竹屋町通手前(丸太町の一本南)まで上がります。
京都検定散策004
京都検定散策005
ここは、直接解答になっているわけではないのですが…
2級 問58 「都七福神まいり」の弁財天の所在を問う問題、選択肢にて
革堂 六波羅蜜寺 赤山禅院 萬福寺 (答えは六波羅蜜寺
京都検定散策006
この革堂こと行願寺なのですが、なんと全員いらっしゃいました。
旗を見ると、七福神と所在の社寺の組み合わせまで…。
こういう発見があると、本とにらめっこするよりは記憶に入りませんか?
今回しっかり覚えず試験に臨みましたが、覚えておきたいですね~。

次はまた御池通まで下がります
京都検定散策007
3級 問27 京都市役所本館や京都府立図書館など、
多くの建物の設計に関与し、京都の近代建築の礎を築いた人物

→ 武田五一 (図書館は、岡崎にあります)

3級 問45 祇園祭の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が現在行われる場所
→ 京都市役所

まあ、両問とも、この写真を見ても何もわかりませんが… (笑)
次はそのまま、この写真でいう広場の左へ行きます
京都検定散策008
じゃーん、姉妹都市マップ看板があるんです
3級 問58 京都市は、昭和38年(1963)にドイツの都市 ~ と
姉妹都市提携を結び、今年で50周年を迎える。

→ ケルン

京都検定の好きな節目の年問題ですが… 予想できないでしょ
京都検定散策009
京都検定散策010
そして、この一角には姉妹都市からの寄贈品が並んでおり、ちょっとだけ外国気分
ケルンのものだけ載せておきますね。

次は… 目と鼻の先の、河原町御池交差点の方へ
京都検定散策011
この目立つ建物は京都ホテルオークラさん
 
その河原町に面する西側に…
京都検定散策012
京都検定散策013
3級 問83 江戸時代、現在のホテルオークラの場所は ~ 藩邸があったところであり、
その前には幕末の英雄、桂小五郎の像がある。

→ 長州
 
この像、見よう見ようと思いながら年単位で時間が経ってました
 次は帰路へ… 河原町を三条通まで南へ、木屋町まで東へ行きます
 京都検定散策014京都検定散策015
木屋町三条(南東)から南を向けばすぐの小さなお寺
1級 問5 中京区木屋町三条下ルにあり、非業の最期をとげた豊臣秀次と
その一族を弔うために、角倉了以によって建立された寺院

→ 瑞泉寺

一級なので筆記問題です。 これが…一級なのか…ッ!
続いて、鴨川の方へ
京都検定散策016
3級 問7(写真問題) 江戸時代の滑稽本『東海道中膝栗毛』の主人公、
弥次さん喜多さんの像(写真)は、どの橋の西詰にたっているか。

→ 三条大橋

ついでに
1級 問4(図付き問題) 絵図は、江戸時代に刊行された京都の名所案内記の一つで、
秋里籬島の代表作の ~ である。
 (図が三条大橋でした)
→ 都名所図会
 京都検定散策017
三条大橋を挟んで対角の位置へ
2級 問10  大正6年(1917)4月、京都-東京で最初の駅伝といわれる
「東海道駅伝徒歩競争」が行われた。この時のスタート地点で、
「駅伝の碑」がある京都の場所はどこか。

→ 三条大橋
 京都検定散策018
いつも大体ここから京阪に乗る生活してるんですよね…(ラッキー)
京都検定散策019
最後に三条駅構内にてちょうどいいポスターを見つけたので
1級 問11、12  ~京都では、世界遺産である賀茂別雷神社(通称・上賀茂神社)と
( 11 )(通称・下鴨神社)が、平成( 12 )年に式年遷宮を迎えることから
社殿の修復などが順次、進められている。

→ 賀茂御祖神社27


以上です!

これで完全に写真のメモリー内の記事にする分は当面、全消化できました。
さて… ふふ。 

永観堂 ライトアップ

ちょっと日が空きましたが前回と同日の続きです。

今回は永観堂のライトアップ拝観!
京都の秋は永観堂」*と言われるほどの紅葉の名所です。
*三条通りを歩いている時にそういうポスターを見ました 

この秋の永観堂の拝観料は
昼は驚きの1000円、夜間(17:30~)は600円
…というのも昼は拝観に寺宝展を含むためです。

 今回も、夜間ということもありで
お寺自体の紹介は先送りパターンでお送りします。

※夜、人も多かったので画像が粗いです
 永観堂001
まずは前回の哲学の道からそのまま門前へ
永観堂002
夜間拝観まで、時間を潰しにゆきます
永観堂003
小動物が張り付いているような?
永観堂004
岡崎の、京都市勧業館 通称・みやこめっせ
永観堂005
うろうろして戻ってきました
永観堂006
永観堂007
拝観券… 描かれているのは
境内阿弥陀堂にまつられるご本尊「みかえり阿弥陀
永観堂008
永観堂009
普通に撮るとこうで
永観堂010
紅葉はいつもこう撮っているのですが
見返してみると、陽が落ちてからは控えた方が良かったかも。
永観堂011
永観堂012
寺宝展の場合はこの大玄関から上がれるのかな
永観堂013
永観堂014
こちらが阿弥陀堂 堂内はいつもどおり撮影不可!
永観堂015
永観堂016
ソフトフォーカスでほわほわさせてみる
永観堂017
放生池にかかる橋から
写真は何ともな感じですが、この場面がいちばん画になりますね。
永観堂018
永観堂019
奥に見えるは多宝塔
永観堂020
これで、境内一周
何というか… 夜間の撮影は難しい
永観堂021
帰りに京阪の例の紅葉情報ポスターをぱしゃり(この日は12月5日です)

2日前時点で見頃すぎとるがな!
でも、ライトアップだとわりと気になりませんでしたね

― ― ―

これにて秋撮影分消化完了です~。

じつはあと後日に下鴨神社にも行ったのですが、
 手づくり市が開催されており、ゆっくりと撮影ができなかったので
記事にはしないで置こうかと思います。

秋まとめ動画には数枚ピックアップしますので、お楽しみに。


ではではまた! 

哲学の道 法然院

一日開きました、こんばんは。

今回は、12月5日の哲学の道よりお送りします。

哲学の道といえば…
銀閣寺の門前、銀閣寺橋から南は若王子神社前までの
琵琶湖疎水に沿って伸びている散歩道です。

哲学者・西田幾多郎や河上肇、田辺元らが散歩したことが
哲学の道の名の由来だそうです。
このうち、哲学の道には西田幾多郎の歌碑があり
…そう、京都検定では歌人?と歌碑の所在の組み合わせ問題が
わりと問われるので、チェックポイントですね!
(と、文字の知識だけはあるがいつも忘れてて歌碑を見たことがない)
他の例としては、泉涌寺- 清少納言といった組み合わせ。

また、哲学の道は「日本の道100選」に挙がっている道です。
この記事作成にあたって知ったのですが、
京都府下ではこの哲学の道と、宮津市の天橋立上の道の2つだそうです。
この前行った時の分で紹介できれば良かったですね

春は桜、秋は紅葉。
いつ行っても人の少なくない散歩道ですが、
なかなかどうしてゆったりとした時間を感じられるんですよねぇ。
ちなみに、ネコにも人気なスポットです
哲学の道001
こちらの交差点より始まります
哲学の道002
散歩道へ
哲学の道003
銀閣寺橋前 ここで南へ
哲学の道004
いつもどおり、写真は極力人のいないものを選んでいます
哲学の道005
しばらく歩いて、疏水を挟んで反対側、法然院へ
哲学の道006
こういう感じです すぐわかりますけどね!
京都トレイル、懐かしいな~。 もうあれから季節が一周…。
哲学の道007
法然院境内へ 無料です
哲学の道008
哲学の道009
哲学の道010
盛られた白砂は、白砂壇(びゃくさだん)。
 この間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味する(HPより)。
今回、門から入りませんでした。 ごめんなさい
哲学の道011
人が多かったので境内は回りませんでしたが、
方丈庭園には名水、善気水が湧いています。
京都検定の好きな名水 - 所在の組み合わせの一つなのでチェック!
今回の2級でも梨木神社の名水は?と問われました。
以前紹介しましたが、記憶にありますでしょうか
哲学の道012
また、境内には谷崎潤一郎のお墓があるようで…
なんとなんと、全く意識していなかったのですが
このところの散策…石清水八幡宮、曼殊院と
谷崎潤一郎ゆかりの地が偶然続いていたようです。
石清水八幡宮…というか男山展望台には、谷崎潤一郎文学碑
曼殊院には、谷崎潤一郎が寄贈した鐘があります。

知らず知らずのうちにトレイルを辿っていたのか…
今も昔も人はいいところには魅かれていく…ってわけでしょうか。

まあ僕は谷崎さんは「細雪」という作品の作者である(受験知識)
ということくらいしか頭に知識がありませんが、縁を感じたので。
哲学の道013
すぐ近くの公園の紅葉に、足が止まります
哲学の道014
夕陽ともみじの組み合わせは至高ですな。

― ― ―

そしてちょっと面白い話。余談なので飛ばしてもok。

十日ほど前の記憶を辿って書くお話です

公園を出て歩いていると、自転車に乗ったおじさんに
「観光ですか?」「学生さん?」と声を掛けられた。
まあいつもの散歩みたいなもんですと、
一応警戒も兼ねて、適当に肯定を口にしつつお話を聞く。

すると、嬉しそうに自分のことを知らないかな~?なんて言いながら
新聞紙にてご自身が取り上げられた記事の切り抜きを見せてくる。
なる程、石に絵を描いてるおじさんらしい。ほええ。
とりあえず何か口にできることはないかと、記事を見て名前を見つける
西村さんとおっしゃるそうだ。
そして、口頭でも自分を紹介してくる
石に、京都名所の絵を…ここらの絵が多いんやけどと笑いながら…
描いていて、と自転車の荷台から一つを取り上げて、
これ銀閣寺、もみじの花筏です、云々と。
(もみじも花筏って表現するんだ、ほえ~)

で、よかったらいかがですかと。
文鎮に、重しにしてくれたらいいし。飴ちゃんもつけますよ、と。
ひとつ500円なんですけども… 
(あ、商売だったんだ)
学生さんやったら、割引して600円にしますしね。
(!?)

 
人の良さそうなおじいさんが、こんなに熱心に。
ここはもう… ――どうしたと思いますか?


正解は…いいえと言えない日本人、ではなく
この後、永観堂に行く予定で、予算ぎりぎり貧乏な僕は普通に断りました。
 永観堂いくつもりでその分しかお金もってないんですよー、と言ったら
素直に引いてくれました。 やはり悪い人ではなさそう。

また哲学の道辺りにようおるから声かけてな、と
あと、友達に教えてといてくださいな、と言われ、お別れしました。

帰宅後、グーグル先生に尋ねてみるとわりと神出鬼没なようですね(笑)
「石おじさん」という通称で通っているようで、
情に押されて石を買って何だかんだ思い出になった、といったブログが多い様子。
ちなみにそれらでは凡そ、値段は1000円だったようで…
今回の500円はお得だったのかもしれませんね~。

また、周辺についてはおじさんは情報ツウらしく、
石を買うついでに飴ちゃんやら情報を懇ろに教えてもらえるみたいです。

やっぱり悪い人ではないようでした。 おわり。

― ― ―

 哲学の道015
哲学の道016
そのまま南へ行くと、安楽寺があります。
寄りませんが、門前だけ楽しんでいきます。

ここは京都検定的には、案内最後に書いてある
7月25日の「鹿ヶ谷かぼちゃ供養
鹿ヶ谷かぼちゃは京野菜の一つであること、
鹿ヶ谷=ししがだに と読むことからチェックポイントです。
鹿ヶ谷かぼちゃは、ひょうたん型のかぼちゃで、
7月25日にこれが参拝者に振舞われるわけですね。
 哲学の道017
哲学の道へ復帰
哲学の道018
哲学の道019
哲学の道020
哲学の道021
哲学の道022
哲学の道、もう何度目の散策か判りませんが、ネコに会わない事がないです
特に、この喫茶店の廃墟のような場所で必ず見かけます。
哲学の道023
哲学の道024
哲学の道南端から東山の方へ入っていけば、こんなものもあります。
今年は京都検定3級で「八重の桜」が大問のテーマのひとつだったようですが
ここには触れられていませんでした。
(八重の桜、検定的にもチェックすべきだったろうけど一話もみていない…)
哲学の道025
哲学の道南端には、熊野若王子神社があります
京都熊野三山のひとつですね~。
ひとつは以前扱った、新熊野神社。もうひとつの熊野神社もいずれ。
哲学の道026
哲学の道027
哲学の道028
夕陽を眺めつつ、今回はここまで。


この日12月5日は永観堂ライトアップ最終日でした。
紅葉ライトアップというものを経験したことがないので、行ってみようと思います。

それではまた次回。 次回で秋の分は消化終了になるかな。


 
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