みどりのゆめ

ああ、はんなり京都。

2014年11月

鷹峯 光悦寺

この頃、異様に北区散策が進んでいるような気がします。

今回は鷹峯より、光悦寺へ。

鷹峯は、金閣寺から北に坂を上ったところ、くらいの場所です。
時季の中なので撮影日時も述べると11月19日、状況としては
見頃と言えば紅葉見頃状態には入っている感じでしょうかね。

紅葉狩りというか、そうだ鷹峯行こう、的思い付きでした
光悦寺001
鷹峯へ
鷹峯と言えば、この(右下)3つのお寺さん
一昨年秋、源光庵へ行って2年ぶりの鷹峯。 常照寺へはまたいつか!
光悦寺002
駐輪所の関係で脇から参道へ合流、正面は帰りに
拝観料は300円 安いですね
光悦寺003
時刻は昼過ぎ、ツアーらしき人々の波で小径がツライ!
光悦寺004
とにかくお茶室が多いです 7棟あるのだと
光悦寺005
光悦寺006
光悦寺といえば、この光悦垣
光悦寺007
光悦寺の山号、大虚山と同じ名を冠したお茶室ですな
光悦寺008
光悦寺009
光悦寺010
こうしてみると、結構上ったんだなあ
望む市街地の中で比較的目立つ箱状の建物がホテルオークラ(河原町御池)らしい?
光悦寺011
居合わせた、ばーちゃんを案内したはった添乗員らしき方が
「今立っているここが鷹峯」なんて説明していたりしましたが…
パンフレットにも「鷹峯三山を見渡す景勝の地」と書いてますし、
この立札とも矛盾するので思うに恐らく勘違いされていたのでしょう。
光悦寺012
光悦寺013
人が多かったり、紅葉なり建物なりそれらしき被写体があると
道を撮るのを忘れがちやなぁーと、ハッと気づいた一枚。
道を撮らないと、場が伝わらないと思うので、道の写真は大事なのです
光悦寺014
光悦寺015
光悦寺は元和元年(1615年)に徳川家康が本阿弥光悦に
野屋敷として与えたここ、鷹峯光悦町の土地に立つお寺です。
(お寺です、と言いつつお堂を写せていなくて何なのか判らなくなっていますが)
光悦寺016
光悦寺017
最後に、光悦垣をじっくり観賞していきましょう
光悦寺018
光悦寺019
光悦寺020
光悦寺の紅葉は、入り口付近がきれいです
光悦寺021
見覚えを感じるけど、他にどこに在ったかと問われると答えられないこれ
光悦寺022
光悦寺023
光悦寺024
光悦寺025
人出、天気など状況の関係でじっくり撮れず…、雑めな写真が多いね
光悦寺026
なんか、いつもの立札ながら情報量が少ないような?
光悦寺027
こうして参道の絵を切り取ると、やはり紅葉観賞にはやや早かった感じがします


ではでは、光悦寺は以上になります。

が、秋はまだ続くよ!

大徳寺塔頭 芳春院

また大徳寺に行ってきました。

今回は期間限定公開の塔頭へ!
或るものが在る、以前より気になっていた芳春院

原則境内は写真撮影禁止なようで、そんなパネルが散見されましたが…
問わずともお庭だけであれば写真はどうぞという話でしたので、写真付きで。

「特別公開」というものに今まであまり触れずに来ていましたが、
特別公開で見学・拝観するスポットはガイドさんがいるものなのかな。
この間の有栖館に続いて今回も、ガイドをして頂けたのでほくほく


では芳春院の前に、大徳寺に来たからにはまずは…?
芳春院001
芳春院002
高桐院の入り口に寄り道、ですね!
門辺りはもう、見事な彩りを装っていました。
あの拝観口に続く竹間の径はもう少し、という感じでした(11月19日情報)。

それでは本命の芳春院へ
芳春院003
芳春院004
目的のものは、呑湖閣という楼閣
芳春院005
芳春院006
拝観券(500円)を頂きまして
芳春院007
入るとまずガイドさんの案内で一周、そのあと自由拝観という流れでした
こちらは本堂前の枯山水庭園の大海ですね…、広い!
芳春院008
芳春院は『利家とまつ』の「まつ」さん建立のお寺でして、
こちらの門の丸みなんかを「女性らしい」とガイドさんは形容していらっしゃいました。
芳春院009
水を用いず水を表す枯山水庭園から、実際に水のある山水庭園へ
こちらは小堀遠州作の楼閣山水のお庭となっています。
枯山水と山水、両方の庭園が共にあるのは珍しい例だそうです
芳春院010
そしてこの楼閣が、呑湖閣
この階上からは比叡山を望むことができ、その向こうに広がる琵琶湖を呑む、
という意味で「呑湖閣」なのだそうです。 つまりこの「湖」とは琵琶湖なんですね。
またこの呑湖閣、「京の四閣」と言った時の一角を担う存在なのです。
京都の楼閣と言えば金閣に銀閣、「京の三閣」というと(西)本願寺の「飛雲閣」を加える。
「京の四閣」というとこの呑湖閣が加わってくるわけです。
ちなみに、「京の五閣」といえば… 東福寺の「伝衣(でんね)閣」が加わります。
どれも実際には上れないのが残念ですね。

飛雲閣も以前、拝観予約の上、書院と共に見学したことがあるのですが
終始案内をして頂く形だったので、基本的に写真は撮影不可でした。
比叡山の眺望が気になる呑湖閣もそうですが、
飛雲閣の三階は「摘星楼」なんてロマンチックな名前をしていて眺めが気になる限りです。
まあ現代においては高度を得られる建物なんて珍しくもないので味は薄いのかもしれません。
芳春院011
鳥が鯉を食いにくることもあるという、そういう防護の糸
芳春院012
水の反射が美しい
芳春院013
後は静かに、場を感じて
芳春院014
芳春院015
芳春院016
芳春院017
最近、有栖館、この芳春院と特別公開を観に来た僕ですが
その両方で同じガイドの方とお会いするという偶然が起こっていたりしました。
なんか聞き覚えのある語り口調(というか声)やなー、と思い尋ねてみるとまさにその通り
そんな縁に何かあるような気も感じつつ、記念にこれ(お守り?)を頂きました。
丸く収まる「円満」、手毬ホルダー、とか何とか!
芳春院018
沙羅双樹の大きな樹 沙羅双樹はナツツバキとも言うんですね、初めて知った
芳春院019
紅葉色の光が眩しい!


こんなところで今回の大徳寺、芳春院は終わりです。

秋ながら紅葉を見るための拝観ではなくてもったいない感じもありますが
しかし秋の期間限定拝観なので、秋をしっかり満喫できているような、いないような…

ともあれやっと「京の五閣」をすべて見られて満足であります。
ではまた次回!

神戸 相楽園・旧ハッサム住宅

神戸編、今回は相楽園を散策してきました記事。
とある目的(記事タイトル)があっての相楽園、なのです!

恐らくここは紅葉の見どころにもなると思うので、誤解なきよう
これは11月上旬の写真だということを最初に明記しておきます。


では写真枚数多めなのでさっそく写真と共に
相楽園001
秋だ菊だ!
相楽園002
神戸市都市公園のうち唯一の日本庭園、なのね
相楽園003
かつて「蘇鉄園」と呼ばれた由縁の、群植されたソテツたち
特にこちらの大きなもの(たぶんこれ)は鹿児島から取り寄せた樹齢300年のものだとか
相楽園004
花はつつじに菊花展が魅力な場所のようです
相楽園005
菊もそこそこに眺めつつ
相楽園006
大クスノキ
相楽園007
旧小寺家厩舎(明治43年頃の建物)
相楽園008
一目見るだけでも、あまり類を見ない建物だと思わされる姿ですよね
そもそも厩舎というものをあまり見ないのですが、それとしても珍しいようです。
相楽園009
その屋内でも、菊花展が開催中!
相楽園010
続きまして本命目的の…
相楽園011
旧ハッサム住宅
ハッサム氏が、英国人の設計で明治35年ごろに異人館街(北野町)に
建てて住んだ建物。 屋根は瓦葺だったり、和洋折衷な建築物なのです!
相楽園012
見えにくいですが、瓦が見えます 意外と違和感なくおしゃれなもんですねぇ
相楽園013
期間のあまり長くない限定公開の異人館でして それで見ておきたかったのね!
相楽園014
では内部へ 異人館内部へ入るときはいつもわくわく
相楽園015
相楽園016
相楽園017
相楽園018
この雰囲気でピアノの音でも聴けたら何ともエレガントでしょう
相楽園019
お手洗い広いな
相楽園020
相楽園021
相楽園022
相楽園023
二階へ チョコレートみたい
相楽園024
相楽園025
建築的な展示が少々
相楽園026
配色が爽やかで空間も広くて、落ち着きます
相楽園027
相楽園028
相楽園029
花のようなランプ
相楽園030
出られませんでしたが、ベランダ
相楽園031
相楽園032
相楽園033
内部見学を終えまして ここにもこのようなものが保存されています。
相楽園034
前庭のガス灯は、明治7年ごろ当時としては非常に早い時期に
外国人居留地に街灯用として建てられていたものだそうです。
相楽園035
相楽園036
菊花展も眺めつつ
相楽園037
最後に日本庭園部分を回りましょう
相楽園038
紅葉にはまだ早い時期です
相楽園039
何じゃあれは! (後ほど説明があります)
相楽園040
あちらはお茶室、浣心亭
相楽園041
洞窟があるで!
相楽園042
相楽園043
相楽園044
先ほど見えていたものはコレ
相楽園045
相楽園046
例によって人がいないかのように写していますがけっこう居ます
相楽園047
最後の菊花展スペース
相楽園048
ちょっとしたお茶屋さんがあったので草餅を頂きました
相楽園049
花火みたいで綺麗ね
相楽園050
では以上、相楽園でしたー!


見に来てよかった旧ハッサム住宅

もう一回だけ、総まとめ的まち歩き記事が続きますので
神戸もいいなと思って下さったらどうぞまた来てくださいね~
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