北山西部 →
北山エリア編です
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北山東部は、比叡山山頂付近~貴船口
延暦寺辺りから凡そ延々と山道を歩くエリアで
文字通りトレイルの中でも踏ん張りどころです。
それでは行きましょう(╹◡╹)
―――
前記事に載せ忘れた東山74の標識です
ああ京都に光が降り注ぐ…!
朝日の写真もですが光の道が見える時ってどういう理屈なんでしょう?
こちらが北山1の標識、北山コースの始まり!
そして注意書きが追加されておりますね。
(クリックで元サイズの写真が見られます。ちなみに東山からそうです)
スキー場跡
この辺りの関連建物はもはや廃墟ですね
ところで急に道が真っ白になりましたね
北山コースからは比叡山山頂の北側を歩くのでそういうことでしょう。
積雪だけでなく少し、降雪もしております
今回の自分的目的地その①が見えてきました
山頂手前のビューポイント
山頂へは今回行きませんが山頂は848mです。
(山頂まで行くと琵琶湖・大津辺りを望めますがわりと微妙です)
これがやりたかった!
以前ここでカップヌードルを食べていた方がいて、真似するのが夢でした。
こういうところで食べると物凄くおいしいですね(╹◡╹)
ただ、気温が…、そして風がもろ当たり。。
休憩ということは身体の熱を逃がすことでもあり、死にそうでした。
延暦寺・西塔方面へ
浄土院
最澄さんの廟所で、比叡山で最も神聖な場所だとか。
本当はこの階段がトレイル全行程中最大の滑りでしたが
階段の面が平らなこと、手すりがあることを踏まえて2番目にしておきます。
(たぶん凍っていました)
横川方面がトレイル順路です
そしてこの仰木峠というのは通るポイントです。
延暦寺の横川は実はまだ行った事ないのでいつか訪れたいです!
陽がくれてきました
横高山(767m)
この辺り急な坂もいくつかあったのですが上りで助かりました。
一度下りもあった気がしますが踏み跡重ねで何とか…
陽が沈む前に山道を抜けるのは不可能そうです
比叡山から大原まで8~9km?山道なので休めません。
やっと仰木峠
完全に陽が落ちているのでかなり飛ばしております(写真枚数をです)
トレイル的には左奥が順路です
が!北山1の注意書きを覚えていますでしょうか。
このまま行くとその21標識点を通るので、
遠回りですが三千院方面の東海自然歩道を行くことにします。
…そしてそちらもトレイルが軽く浸水していて大変でしたとさ。
大妖怪のようなものが空に現れておりました
三千院まで来てみました
結構な寄り道です。
夜は静かですね。真っ暗で誤解されそうですが19時とか。
実光院へ一度行ってみたいですが朝9時まで待つのは厳しい!
そしてこの後大原バス停で日付変わるくらいまで仮眠をとりました。
が、寒過ぎて寝られたのかよく解りません。
とりあえず寝ている横で飲み物が凍り始めていて驚きでした!
バスは最終が23時前あたりで、トイレも閉まるので注意でしたね。
ちなみに大原にはファミリーマートがあり
サバイバル気分を壊されつつお米欲しかったので買っちゃいました。
じっとしてる方が冷えて体力失うとの判断で出発
標識看板のkm表示で行程の端折り具合を察してください
闇夜では写真を撮れなくてつらいですね。月は明るい日でしたが。
叡山電車鞍馬駅の駅舎まで行ければ休めそうな淡い期待…
夜×田舎=真っ暗
特に難所はないですが
ただ単に暗闇と静寂が恐ろしかった…
やっとこさ山道を抜けました
こういう風にあのポールでなく表示だけの標識もあります。
鞍馬寺
そして鞍馬駅へ…入れました!
ベンチと座布団、自動販売機があり、
そしてここで丁度強い雪が降ってきたので第二休憩をとりました。
(寒い中自販機でアイスを買ったやつ!)
ただ、自販機は照明が切れかけてチカチカしてる一台を除いて
暗かったのと、風で戸からノックされているような音が立っており
軽くホラーな休憩となりました…。
積もりたての綺麗でふわふわな雪を踏み散らかす快感!
貴船口~鞍馬は素直な道でいいですよね
月が明るい日を選んで良かった、と思います
(と同時に寒い日雪の日を選んでいたことは後に知る)
貴船口へ到着!
正確には北山西部への境目はもう少し先ですがね。
―――
夜中だったこともありここが一番過酷でした。
京都市街とは温度が違いますね、寒さには強い自身があったのに。
大原辺りから雨は一度もなかったですがずっとレインウェア装備でした。
まあどんなアドベンチャーだろうと生還すれば大きな経験です。
死なないようにだけ、注意して楽しみましょう!
京都一周トレイル 北山西部 へ続く