2014年最初の更新なので…
あけましておめでとうございます。

今年も気ままに続けていくので
どうぞ、よろしくお願いいたします。

― ― ―

冬は寒さや彩りの少なさで
どうも外出&更新頻度が下がります。

安定して雪が降ればいいのですが…


まあ、置いておいて今回は
京都府南部・木津川市の、浄瑠璃寺

京都検定的に、京都市外でわりと名を見かける系統の場所です。
(他には宇治周辺はもちろん、以前紹介した京田辺の一休寺など)

↓ ちず ↓ 

大きな地図で見る

奈良市ぎりぎりくらいのところで、奈良公園も近いです。

―  ― 

では以下は写真を載せつつ
浄瑠璃寺001
木津川市へ入るところから
浄瑠璃寺002
今まで見た中で一番質素やな
浄瑠璃寺003
何やかんやで最後の一本道に(右折して残り2km)
 浄瑠璃寺004
浄瑠璃寺005
曲がった先には原風景的な開けた土地(婉曲表現)が!
浄瑠璃寺006
風景を楽しめるうちは良かったが、続く山間の坂道を1kmほど登る…
浄瑠璃寺007
到着!
後の話ですが、自転車をその辺に停めておいたら
帰りにばーさんが寄ってきて200円取られました。
有料だと書いておかないのは非道ですわ(^^;;

浄瑠璃寺008
昭和の看板…?
浄瑠璃寺009
浄瑠璃寺010
浄瑠璃寺011
なんと、庭園拝観無料です。
※本堂へ上がるのは有料です
浄瑠璃寺012
整 備 中
浄瑠璃寺013
ひとまず三重塔を
浄瑠璃寺014
南天かな
浄瑠璃寺015
国宝の三重塔(薬師如来を祀る) 藤原時代のもの
(藤原時代って区分があるんですね…平安中~後期らしい)
浄瑠璃寺016
池の周りを歩く…
紫陽花って枯れてもそのままなんですね。
浄瑠璃寺017
浄瑠璃寺018
アオサギ?
撮影時浮いてるのかと思いましたが、凍っているのですねこれ。
やけに足が長く見えて変な感じですね~
浄瑠璃寺019

浄瑠璃寺020
この庭園、極楽浄土を表現した浄土庭園という珍しい形式のものなんです。
(その代表は、宇治の平等院ですね)

寺名の由来も、創建時のご本尊、薬師仏の浄土である浄瑠璃世界から。
薬師仏は東方浄土(浄瑠璃浄土)の教主で、阿弥陀仏は西方浄土(極楽浄土)の教主。
太陽の昇るのが東で、太陽が沈みゆくのが西であるように、
薬師仏は現実の苦悩を救い西方浄土へ送り出す遣送仏で、
阿弥陀仏は未来の理想郷である楽土へと迎えてくれる来迎仏である…ようです。

なお、この庭園の阿弥陀如来のおわすこちら岸は「彼岸」となっており
浄瑠璃寺021
薬師如来の祀られる三重塔のあるこちらは「此岸」となっています。
九体阿弥陀堂(国宝)は、此岸から西に向かって阿弥陀仏を拝めるように東向きに。
浄瑠璃寺022
こちらの拝観は有料(300円)です。
ここに書かれている通りの厳かな空間がありました。
(余談ですが堂内、息が白くなるくらいには冷えていました)
浄瑠璃寺023
浄瑠璃寺024
拝観時にいただいたしおり類 紅葉綺麗だなあ
浄瑠璃寺025
浄瑠璃寺026
冬の花、水仙
 浄瑠璃寺027
この色は実は梅でないと噂の蝋梅ですね
浄瑠璃寺028
最後に、秋を思うイメージの構図で一枚
どうでしょう… 心の目で紅葉を観て下さいね。
浄瑠璃寺029
一目瞭然ではありましたが、こういう表示もありましたとさ。


ではー、以上になります。

更新も久しぶりながら、「京都府下」を埋めたのも久しぶりでした。


降雪を願いつつ… See you next time!